レゴが黄ばむ原因と漂白方法

レゴって窓際に飾っていると黄ばんできますよね。いわゆる日焼け。

光があたらなそうな所に置いてあっても気づいたらベージュになってたり・・・。

私も持っている古いレゴを漂白しましたのでまとめます。

紫外線🌞がキーだった!ワイドハイターと密閉容器を使う。白以外は漂白しない!

黄ばむ原因と漂白の仕組み

レゴブロックの主原料はABS樹脂というプラスチック。

  • Acrylnitrile(アクリルニトリル)
  • Butadiene(ブタジエン)
  • Styrene(スチレン)

ABSは耐熱性や耐久性、加工性、デザイン性が高いことで広く使われています。

黄ばみは、このブタジエンという物質が紫外線により経年劣化(酸化)することで起きます。

ではなぜ黄ばんだレゴを漂白剤につけて日光にさらすと白くなる?

それは、漂白剤の成分(過酸化水素)が紫外線と化学反応を起こし、酸化反応を逆にして色素(黄ばみ)が分解されるから。

これを還元反応と言うそうです。

※歯医者でのオフィスホワイトニングにも同じ原理が使われている

漂白方法

ステップ 1️⃣水洗い→2️⃣漂白剤+密閉→3️⃣日光にあてる→4️⃣すすぎ&乾燥

使用するアイテムは、ワイドハイターEXとジップロック。

ワイドハイターはレゴ好きの皆さんに愛用されています。

私は数年前の古いもので漂白しましたがキレイにできました。

1️⃣まずは黄ばんだレゴを水洗い。

黄ばんだレゴ

2️⃣そしてジップロックにレゴを入れ、ワイドハイターで浸します。

3️⃣均等に日光があたるようにして、裏面にもあたるよう時々袋をひっくり返します。

トレーはなくても大丈夫

9月の日差しが強い時期に実施したので丸2日で真っ白になりました。

その間はベランダに出しっぱなし。1日目でも変化が見られました。

1週間ほど浸される方もいるようです。

4️⃣ヌルヌルするのでザルに上げて流水すすぎ。その後タオルで拭きます。

漂白されたレゴ

90年代のガイコツ君たちもすっかり若返りました!

でも白さが戻ったことより、漂白の仕組みのほうが感動したのは内緒。

簡単なのに効果抜群です。お試しあれ。

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