【レゴリプレイ】寄付の仕組みと今後

レゴリプレイ(LEGO Replay)とは2019年に始まった子供たちへのブロックの寄付活動で、アメリカとカナダで実施されています。

簡単無料で寄付ができ、子供達を笑顔にできる有意義なプログラム。

公式HPによると、計12万箱のレゴ(重さ33.5万kg分)のレゴが寄付されました。

おかげで22万人の子供達がレゴで遊べるようになったとのこと。

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1つ約2.5gの2×4のブロックで計算すると、なんと1億3400万個分に相当!

家建てられそう

しかし

2023年3月時点 日本では実施されておらず、日本から北米への発送もできません

ん〜残念。でも可能性はあるとのこと。

私はレゴが循環する仕組みに興味があるので英語情報含め深掘りしてみました。

レゴリプレイの流れ

大まかに寄付する人→工場→子供たちの3ステップ。

間にレゴ社は入らず2種類のパートナー団体が活躍しています。

簡単に言うと、①リサイクル業者と②教育/児童関連NPO。

消費者〜工場

レゴリプレイに参加する方法は以下の通り。

  • 寄付したいレゴをバラす
  • 手持ちの段ボール箱に詰める
  • 専用ラベルを箱に貼る
  • 郵送する

HPで事前にメアドと郵便番号を登録すると専用ラベルが届きます。

発送の際の送料もかかりません。

工場〜子供たちへ

送り先に指定されているのはGive Back Boxという社会的企業の施設。

※自宅にある余った段ボール箱を活用し、無料で不用品が送れるというサービスを展開

消費者から送られたブロックは同社の施設に集積されます。

そして検品され、徹底的に洗浄されます。

その後、NPO団体のTeach For America等を通してアメリカ全土の児童施設に届けられます。

※2500以上の学校と提携しており子供たちへ届けることができる

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最終的にブロックとアクティビティ冊子が入ったボックスが子供たちの手元に届きます

こうして誰かの不用品が誰かの喜びになるなんて素晴らしいですよね。

循環していて無駄がない。

レゴリプレイ公式動画

寄付できるもの

アメリカ版サイトより

レゴの再利用なのでレゴ以外は受け付けていないのは当たり前ですね。レゴ互換品なんかもアウト。

リサイクルされるまでに業者が検品、洗浄をするため、ブロックがばらしてあることが重要のようです。

なのでキーホルダーやテクニックモーターなど金属が混ざっているアイテムもNG。

日本には来ない?

残念ながら、2023年3月時点で国内でレゴリプレイは実施されていません。

同プログラムの責任者や英語の情報を調べましたが、予定に関する言及もなし

チャリティー文化の低さとPR面での費用対効果を考えると可能性は高くなさそう。

公式HPには「できるだけ多くの国に展開したいと考えています」とだけあります。

実際、アメリカでの試みが成功したので1年後の2020年にカナダに広がりました。

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ということで、家族や友人へ譲るまたは近くのチャリティーに寄付することを推奨しています。

日本にはたくさん寄付したい人がいると思うんだけどな〜。

最近は「レゴ 寄付」で検索すると複数でてきます。

ただ、本当に寄付されているのか、団体は信用できるかなど疑問が。

2024年3月に神奈川県厚木での不要レゴ回収のニュースがありました

結果、フリマサイトや買取センターを検討>面倒>家に放置のループ

送った先がしっかり見えると安心ですよね。

まとめ

レゴリプレイをまとめます。

  • アメリカとカナダの子供たちのためのチャリティ
  • 消費者はバラしたレゴを無料で寄付できる
  • レゴに送るわけでもレゴが届けるわけでもない
  • 複数パートナー団体が選別、洗浄、発送を担っている
  • レゴ社は他国でも展開したいと思っている

とか散々書きつつ、私は一生レゴをする予定なので寄付できないんですけど・・・。

あの世へ旅立つ際にはぜひ寄付したいと思います!

その時家族が「売ればいいじゃん!」ってならなければ

CSRやPRチームの皆さんお願いします🙏

ここまで読んでくださりありがとうございました。

環境問題やサステナブルに興味がある方、新しくまとめましたので是非↓

それでは楽しいレゴライフを!

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