私はテクノロジーに興味があるのでAIを使ったレゴの可能性を探っています。
前回はChatGPTに質問してみましたが、本記事では画像生成系AIのStable Diffusionを試しました。
パッと見のクオリティーに驚きましたのでご紹介します。
よく見るとレゴ風なんですけどね。
使用したAI
今回試したのはStable Diffusionという画像生成AI。
そのままでは使えないので、HuggingFaceというWebアプリ上で動かしました。
使い方は簡単2ステップ。
生成してほしい画像を①文章(プロンプト)で入力して、②ボタンを押すだけ。
「レゴ モダンハウス」で生成した例
所要時間は数十秒程度です。
遠目はレゴそのものです。
AIが作った作品
では実際の画像を見ていきましょう。
建物、乗り物、生き物をそれぞれ試しました。
恐らく実物のデータが多いオブジェクトのほうが精度が良いため、有名なものを選択しました。
シンデレラ城
2枚目はほぼ本物ですね。ミニフィグらしきものも生成されています。
ミレニアムファルコン
大人ファンに人気のミレニアム・ファルコン。
2枚目はまるで公式の画像のような構成ですよね。
3枚目はレゴコミュニティで撮った写真みたいになってます。
フェラーリ
赤いフェラーリで生成したのがこちら。
パーツをよく見るとレゴというより粘土みたいです。
1枚目は1970フェラーリ 512M(76906)にそっくりですね。
タイタニック号
本家のタイタニック号とかなり似ていますね。
ドラゴン
ゴジラや他の動物も試しましたがどうしても手足と胴体の比率がおかしくなります。
拡大するとわかるのですが、レゴには絶対にないような形も写っています。
エッフェル塔
一枚目は背景含めレゴファンがとったような構図ですね。
21019 エッフェル塔
グランドピアノ
ピアノは元となる画像が少ないのか何度やっても脚が足りなかったり、鍵盤が変な色だったりと奇形みたいなピアノになりました笑
21323 グランドピアノ
感想
人間の顔やイラストでよく知られているStable Diffusionですが、レゴとなるとまだ微妙。
しかし近い未来、出力画像が高精度になり本物と見分けがつかなくなる日が来ると信じています。
自分の作品としてSNSで上げる人たちもでてきそうですね。
→4月17日追記:早速AIでミニフィグを作成しているインスタアカウントをみつけました
限りなく本物のミニフィグに近いですね。
レゴ互換品も増え、AI化が進む世界でレゴの位置づけはどうなるかも興味深いです。
気になった方は是非HuggingFace上で試してみてください。入力テキストのヒントはこちら。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
それでは楽しいレゴライフを!